GIGAスクール時代の学級づくりとはなにか。樋口流の学級経営を大公開!
前半では、「樋口流の学級づくり」を6つのキーワードをもとに解説しています。樋口先生らしい教育観のつまった内容です。さらにそれをふまえて、これからの学級経営がどうあるべきか、根本から見直す機会となるテーマ設定がなされています。
後半では、「一人一台端末の実践」を解説します。学級開きから、すぐに試してみたくなる実践を紹介しています。先駆けて実践した2年間の軌跡を公開しています。
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□樋口流の学級づくり6つのキーワード
1任せる
2自分ごと
3価値づける
4ホンネ
5相手意識
6ユーモア
これら樋口先生の大事にしているテーマに、GIGAスクール時代とどのように作用し合うのか。新しい学級経営像が見えてくる内容になっています。
□一人一台端末の実践
GIGAスクール時代の学級開きにおいて、少しでも早く取り組むべき実践を多く紹介しています。また、子どもたちのスケジュール管理、スピーチ方法など、これまでの実践がどう変わるのかを解説しています。すべてがうまくいくわけではありません。本書では失敗談を交えたエピソードも描かれております。
令和の学級経営がどうなるのか。本書をヒントに、読者の学級経営観の変容につながることを願っています。また樋口流の学級経営観は、どれも心温まる内容です。
乗り出しましょう! GIGAスクール時代のクラスづくり!
〔本書の構成〕
1章 学級づくり6つのキーワード
1 樋口学級を構成する6つのキーワード
2 樋口学級とはどのような学級なのか
3 キーワード1 任せる
4 キーワード2 自分ごと
5 キーワード3 価値づける
6 キーワード4 本音
7 キーワード5 相手意識
8 キーワード6 ユーモア
コラム 自分の学級づくりの土台になった書籍
2章 これからの学級づくりを考える
1 これからの学級づくり
2 タブレット端末を用いて学級をどう変えたいのか
3 子どもを理解するためにしている2つのこと
4 全く同じ能力・特性の子はいない
5 任せる基準はどうするのか
6 子どもへの任せ方
7 子どもとつくりあげるために余白を
8 トラブルはある
9 トラブル防止のために
10 内輪のノリも叱る
11 これからの教師像
コラム これまでにしてきた数々の指導の失敗
3章 一人一台端末の学級開き
1 アプリ導入
2 SNS擬似体験
3 自己紹介カードのかたちを変えよう
4 マスコットキャラクターをつくろう
5 自分たちで考える給食当番
6 係活動ではなくプロジェクトへ
7 話し合う場を設定する 8 子どもたちに教えた4つのこと
コラム 宿泊決めで大失敗
4章 一人一台端末の学級づくりの実践
1 スピーチ
2 欠席している子に1日の流れを配信する
3 ブロックアワー
4 学級通信をデジタル配信する
5 自分のスケジュールを管理する
6 全員リーダーを目指す
7 樋口学級のお楽しみ会の遊び「人狼ゲーム」「脱出ゲーム」
8 教室環境をデザインする