もう少し自走自在について語りたいと思います。

私たちの学校では、目指す子どもの姿を校是として「自走自在」する姿を目指して日々頑張っています。

私自身、自走自在って言葉、とても気に入っています。わかりやすい。これから大切な姿だと思います。

では、自走とは「ほかの動力ではなく自分自身の動力によって走ること」であり、他人からの指示がなくても自らの判断で行動することができる。
「主体的行動」と同じ意味で「自走」とつかうこともあります。

要は、好きなことをするんです。好きなことだからこそ、とことんやり続けられるのです。ゲームを例にすると、わかりやすいと思います。子どもは親がやめなさいと言われるまで一生やり続けられるし、クリアしても、新しいシリーズがでたらまたやると思います。だれもこれをしなさいなんて言ってないのにね。

攻略する、強い武器をつくる、レアなものをゲットするためだったらインターネットをつかったり、友だちに聞いたりして調べたり、工夫したりします。

こんな姿を学習でも目指しているわけなのですが、、、

ただ、自走するにも技術が必要です。
好きなゲームをクリアするためには、調べたり、聞いたりすること。これは自然では身につかない。

自走を自在するには、いろんな場面で試行錯誤して、自分は何が好きなのかを知ることや自分が得意なこと苦手なことを見つけたり、自分に合った学び方がわかることが大切ですね。

そのためには、1人だけで学ぶのではなく、他の誰かと学び合うことで気づいてきます。身についてきます。

学校って大切なんだと思います。

そうして我々は自走自在の姿を追い求めています。

自走自在するために、私たちは「好きなことをする」「楽しんでする」ことからはじめています。

子どもたちが迷った時や困った時には、支援者として、伴走者として、相談にのったり、技術を教えたりして子どもの車のガソリンを入れています。

また、子どもの自走自在が自分勝手にならないように、人のためにするという視点も入れています。

そんなことをしています。

また具体的な実践を紹介したいと思います。よかったら是非見てください。