6年国語「やまなし」の学習を進めています。まだ途中ですが素敵があったので書き残したいと思います。

単元のゴールは
「宮沢賢治作品の魅力について読書座談会で語り合おう」としています。

光村図書
「やまなし」や「イーハトーブの夢」
他の宮沢賢治作品を準備して進めています。

読書座談会は5年生でもやったのですが、久しぶりにやるので教師のモデル映像も用意しました。

読書座談会までの準備は、子どもに任せることにしました。

初めて、子どもたちが「やまなし」を読んだ時「わからない。」「意味がわからない。」と感想をもちました。「イーハトーブの夢」や他の宮沢賢治の作品を読み進めていくうちに「賢治はこういうことを伝えたかったのかもしれない。」など叙述をもとに自分なりの考えを形成する姿がありました。

こちらが指示をしたり、みんなで共有の場面を設定して読みを深めたかったのですが、子どもの読みを信じて見守ることにしました。

今日は、「やまなし」の読書座談会

グループごとに座談会テーマをきめて、語り合うことに

イーハトーブの世界から
賢治は相手に伝える時に直接言わずに何かに例えたり、遠回しの表現で伝えてることが多いんとちがうかな?だって先生時代にも、、、、

5月は現実の世界で
12月は理想の世界じゃないかな?
だってさ、、、、

対比されてる部分多くない?例えば、「死」について5月も12月も描かれてない?

など、、、よく考えたなと思うことばかりでした。

また、石のことや花のこと、色のことについて描かれてることが多く、それぞれ意味があるねん、、、と

私自身一参加者になり、子どもたちの考えを聞きいるばかりでした。

最後、振り返りには、「明日は他のグループのことも聞きたい」とか「家でも考えたことが伝えられた」など

意欲高々でした。

写真にも載せていますが、様々な叙述から考えている様子が見られました。

やはり子どもの力すごい!!と

学習環境を整えること
子どもを信じることが改めて大切だということに気づかされる授業でした。