思考ツールの熟達レベルを考えてみました。
    思考ツールやスキルは、まさに型を示すもの。
    したがって、必要に応じて、使い分けたり、組み合わせたりする。または、使用しないという選択があってもよいです。
    ジマーマンの自己調整発達の「自己制御レベル」から「自己調整レベル」への移行を目指すべきであると考えます。
    ジマーマンの自己調整の発達については、個人的に整理してみたいと思います。
    思考ツールと自己調整レベル.JPG 60.71 KB

    思考ツールの熟達レベルは、大まかに知ること、そして使うこと、選択すること、組み合わせること、そして自分で作ることが考えられそうです。

    特に、知ることは観察レベル。使うことは模倣レベルだと考えられます。
    思考の方法を道具レベルでそのように当てはまりそうです。
    また、臨機応変に選択したり、組み合わせたり、使用しないことも考えられます。

    そうした段階は自己制御と自己調整の段階だと思います。
    つまり、観察や模倣は外部からの働きかけの度合が強いです。
    しかし、選択する、組み合わせるのは学習者の度合が高いと考えられます。

    思考ツールはたしかに型にはめる考えです。    


しかし、あくまでも型から型破りへ。

    そうした見通しをもつことが大切だと考えられます。

    また、ワークシートを使うのか、自分で描くのかという段階もあります。
    ワークシートで最初型を決め、そこから自分なりに書いていくというレベルも考えらえます。
    当たり前かもしれませんが、しっかりと明確にして説明していきたいです。