「モンスターペアレントはいませんか?」
久しぶりにこの言葉を聞きました。
まぁ、ぼくはかちーんと来たわけですが・・・。

    「モンスターペアレント」という言葉は、教育関係者だけでなく保護者のみなさんも知っている言葉になりました。
    「モンスターペアレント」とは、理不尽な要求をする親のことです。「うちの子を劇の主役にしろ!」「うちの子を合奏の指揮者にしろ!」などの周りのことを考えずに、我が子だけのことを考えた要求が理不尽な要求になります。
「先生、うちの子こういうことができません・・・。教えてあげてくれませんか」
「友達関係どうなっているでしょうか・・・」
といった保護者からの要求は理不尽な要求ではありません。
    そもそも1年生の保護者の中には、初めて小学校に子どもが入学する家庭もあります。そんな家庭にとっては、小学校に対してたくさんの疑問があってもおかしくありません。4月、5月たくさんの連絡帳が家庭からあるのは、保護者も不安だからです。
    そういった家庭を「モンスターペアレント」と思われている方は少なくありません。
そのような家庭は「モンスターペアレント」ではない
ことを意識しておきましょう。
「モンスターペアレント」という言葉があまりにも有名になったために、相談や意見がしにくくなったと感じている保護者もいたり、
「モンスターペアレント」ではない保護者をそのように思う「モンスターティーチャー」がいたりするように思います。
よく電話をしてくる、よく意見をする、自分の思い通りにいかない・・・
そんな人たちは「モンスターペアレント」ではありません。