春のくらし、夏のくらし、秋のくらし、と続くシリーズモノの年間4回しかない季節の授業。
わたしは結構これが好きで、毎年、毎回、どう持っていくか楽しみながら授業しています。
本来冬のくらしは12月中旬配当なのですが、他にしたいことが二学期に詰まっていたのと、1月の給食や読む絵本に合わせて、また、季節を感じる行事を会えてから取り組みたかったので、本日実施しました。

まず、「ゆき」の音読をしました。宿題には出していたので、暗唱している子もいてびっくりしました。2回目を読む前に、この詩にはいくつの「ゆき」が入っているか探しながら読んでね、と伝えてから読みました。すると、1回目以上に教科書を見る目つきがキラキラしたものに変わりました。
読み終わった直後に、続けざまに◯個!◯個!と声があがったので、みんなで確かめようか〜と板書を始めました。ゆき、の題名を含めて8つのゆきを書いてから、数が合ってたね〜ちゃんと読めてたね〜と褒めつつ、それぞれどんな「ゆき」か分かる?と問いました。分かる分かる!と言うのでどんどん確認すると、「ねゆき」で止まりました。
これ、なんの雪なんだろうね?と想像させると、雪が寝るんじゃない?根っこみたいな太い雪じゃない?など口々につぶやきが出ましたが、真相は誰も知らず。辞書を使ってもいいよーと言うと、思った以上に辞書を手に取る子が多かったのが嬉しかったです。
結果、根雪だったのですが、今を確認すると、春まで寝てるって考えてもいいかもね〜と、みんなで考えた分、温かい雰囲気になって良かったです。

残りの意味も確認し、ここまでで授業の半分が終わりました。
ここからはいつもの定番、季節カード作りに入りました。B5のコピー用紙を1人一枚ずつ配り、冬らしい題名と名前を書いたら、あとは日記でも詩でも俳句でも、自由に書く冬カードです⛄️
毎度のことながら、さらさら描き始める子もいれば構想が膨らみすぎて悩む子、何を描けばいいかわからず固まる子がいました。そのさなか、わたしはひたすら独り言をいいながら黒板に例示のカードを大きく描き、それを見て安心して真似をしたり少し言葉や野菜の種類を変えて書く子もいて、5分後にはみんながカード作りに夢中になっていました。
他にどんな野菜があるの?こたつはどうやって描くの?と質問もあったので、黒板は気づけば埋まり、その時間内にクラスの3分の2の20人分の掲示も済みました。

また次の、春のくらしも楽しみです😊