授業初めの目標が「集中します」「一生懸命やります」に終始してしまう子がいます。
しかしそれでは具体性にかけています。
たしかに、こうした動機付け目標は大切です。成果として成り立ちづらいですし、振り返りのできた、できなかっただけになりそうです。
しかし、これでは具体性に書けています。
そこで以下の観点を子どもに示すことが大切だと感じています。
①量を意識させる
例えば、「原稿用紙の半分を集中して取り組む。」「1ページを終わらせるように集中する」など
②時間を意識せる
「あと30分と時間を意識して取り組む」など
③場所を意識させる
「一人になって集中して取り組む。」「相談しながら取り組む」など
通称「時・空・量」(じくうりょう)
このように具体的に目標を立てるだけで、学習に取り組む姿勢が異なります。
ここで、大事なことは視点を与え、「選択、作らせること」です。
あくまでもそのこの目標を立てさせることが大事になります。
気持ちはあやふやです。
その気持ちをより具体的にさせ、目標を設定させることが大切だと思います。
そして、「振り返り」でどうだったのか。
自分で、フィードバックしていくことで学び方の学習へとつながっていくと思います。
しかし、それはすべて系統表に載っています。
すべて系統表へと立ち返ることを意識させたいものです。